2015年6月2日火曜日

WHITE ALBUM2の世界

この記事を見ている時点でわたくししらほたがWHITE ALBUM2を激推ししていることはわかっていると思うが、そのWHITE ALBUM2の考察に入る前に少しだけ作品の紹介をさせて欲しい。

WHITE ALBUM2(以下2)というからにはもちろんWHITE ALBUM(以下無印)があるわけだが、
無印は1998年発売のボイスなしのエロゲで、残念ながら今は手に入らない。
その後2009年にアニメ化され、2010年にPS3でリメイクされ、水樹奈々と平野綾の声がついた無印が完成したのである。
そのPS3リメイクの同年に2の前半部分が発売し、翌年2011年に後半部分が発売し2が完結した。

ちなみに無印と2とでは同じ世界の話で同じ楽曲が出てくるものの登場人物はまったく違うし、時代も2が後になっているので無印をやらずに2から始めるというのも全然ありだし、私は2から始めることを勧める。

さて「WHITE ALBUM」というナンバリング作品にはある一貫したテーマがある。

それは  浮気 である。

それも主人公が複数の女性の間で揺れる浮気に限定されている。

この恋愛の一テーマである浮気を巡った男女の関係や心情の揺れ動き、またその周りの世界がどう関わってくるのかを巧みに表現した作品こそ2なのである。

恋愛とは多くの人間に取って人生単位で関わってくる大きな出来事だと思う。
恋愛観を考えるということはそれ即ち人生観を考えることとも言えるほどのことだと思う。

だからこの作品を通して、誰が正しく、誰が間違っていて、誰が善く、誰が悪いかなどの
ことを考えながらプレイしてみると深い味わいが出てくる作品だと思う。

最初は単純にストーリーを楽しんで、好きなキャラを愛でて終わりでも構わない。
でもその後、例えば通学、通勤時間にパッとシナリオを思案してみると
次から次へと心情やシナリオの深みがわかってくるものだ。

その部分に関してもこのブログで自分なりの意見をまとめていこうと思う。

少しだけと言いながら長文になってしまい、失礼
ここまで読んでくれてありがとうございました。

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